コラム 九電電気料金、6月から最大43.8%値上げ!政府補助金廃止と再エネ賦課金引き上げがダブルパンチ
2024年05月23日更新
九州電力のご利用者様、朗報ではありません。
6月使用分(7月請求)の電気料金が
前年同月比最大43.8%の大幅値上げとなる見通しとなりました。
これは、政府の補助金廃止と再エネ賦課金引き上げの
ダブルパンチによってここまで値上げされているのです。
全国の電力会社の値上げ率は以下の通りです。
※前年同月比
九州電力:43.8%
関西電力:46.4%
中部電力:25.1%
東京電力:20.9%
四国電力:20.1%
沖縄電力:19.4%
東北電力・北陸電力:17.5%
北海道電力:17.2%
中国電力:14.4%
特に九州電力は、全国的にも値上げ幅が大きい地域となります。
前年同月の2倍近い料金となっており非常に厳しいです。
電気料金は家計にとって大きな負担となるため
この値上げは多くのご家庭にとって痛手となるでしょう。
電気代値上げの背景
【政府の補助金廃止】
電気料金を抑えるため、政府はこれまで
補助金を支給していました。
しかし、財政状況の悪化などを理由に
6月からこの補助金が廃止されます。
【再エネ賦課金引き上げ】
再生可能エネルギーの普及促進のため
電気料金に上乗せされる賦課金が4月に引き上げられました。
電気料金値上げの影響を少しでも軽減するために
節電が重要です。
例えば、以下の点に注意しましょう。
◆照明をこまめに消す
◆エアコンの設定温度を「自動」にする
◆待機電力を減らす
◆省エネ家電製品を使用する
◆扇風機やサーキュレーターを併用する
◆シェードなどを活用し日差しを室内に入れない
先日の5月21日には島原市で31.9度という
真夏日を早くも記録しています。
これから梅雨を迎え、夏本番となると
猛暑日を記録する日も出てくるかと思います。
35度以上になると猛暑日となりますが
熱中症のリスクも高まっています。
総務省の統計によると、暑さ指数(WBGT)が
26℃程度になると熱中症を発症する人が現れ始め
28℃を超えると患者数が急増することが分かっています。
熱中症というと、日差しが強い屋外で
起こるイメージが強いのではないでしょうか?
しかし、実は室内でも、条件によっては
熱中症になることがあります。
室内の熱中症リスク
【室内の熱中症3つの要因】
環境:室温や湿度が高い、風通しが悪い
体の状態:乳幼児や高齢者、体調不良の人
行動:長時間の作業、水分補給ができない状況
近年、室内の熱中症は増加傾向にあります。
総務省消防庁の調査によると
2017年から2019年の熱中症発生場所は
3割から4割が住居となっています。
室内での熱中症発生例
▼エアコンの設定温度が高する
▼換気が十分に行われていない部屋
▼日当たりの良い部屋
▼入浴後や運動後、適切に体を冷やすことができない場合
▼夜間に冷房を使用せず、室温が下がらない場合
室内でも熱中症のリスクを認識し
適切な対策を講じることが大切です。
室内熱中症対策
>室温・湿度を適切に保つ
エアコンや扇風機などを活用し
室温を28℃以下、湿度を60%以下に保ちましょう。
>換気をこまめに行う
窓を開けて換気を行い、室内の空気を入れ替えましょう。
>水分補給をこまめに行う
喉が渇いていなくても、意識的に水分補給をしましょう
スポーツドリンクや麦茶なども効果的です。
>涼しい服装を着用する
通気性・吸湿性の良い服装を着用しましょう。
>入浴後や運動後は特に注意する
入浴後や運動後は、体温が高いため
熱中症のリスクが高くなります。
水分補給をこまめに行い、涼しい服装で過ごしましょう。
電気料金値上げの影響で
エアコンの使用を控えようとする人が増えています。
しかし、猛暑の時期にエアコンを我慢することは
熱中症のリスクを高めてしまいます。
熱中症は、命に関わる危険な病気です。
特に、高齢者や乳幼児は、体温調節機能が弱いため
より注意が必要です。
また、人間だけでなくペットも熱中症になります。
共働きなど家を空ける時間が多いご家庭は
日中エアコンを可動させているようですが
電気料金の値上げは家計にも大きく響きますね。
そこで、断熱住宅が注目されています。
断熱住宅とは、壁や屋根、床などに断熱材を施し
室内の熱を外に逃がさないようにします。
それだけでなく気密性を高め
外の熱を室内に侵入させないようにし
室内の熱が外に漏れないようにします。
そうすることで計画的に作ることに成功した
室内の温度を快適に保つことができます。
冷蔵庫や、魔法瓶のように
冷気も暖気も長くキープできるのが断熱住宅です。
断熱住宅であれば、エアコンの設定温度を
低く抑えることができ、電気料金を抑えながら
室内を涼しく快適に保つことができます。
断熱住宅のメリットは、電気料金の節約だけではありません。
夏は涼しく、冬は暖かいため
一年を通して快適な生活を送ることができます。
室温差が少ないため、結露やカビの発生を
抑えることができ健康被害を防ぐことができます。
外の音を遮断する効果もあり
静かな環境で暮らすことができます。
さらに断熱材を壁の内部に入れる際に
耐震性も確認するので高耐震の安心できる住宅に変わります。
総合的に考えても住みやすく、安全で省エネな住宅なので
不動産としての価値もおのずと上がります。
誰しも、暑くて寒くて電気代がかさむ住宅は
敬遠したくなるものです。
断熱住宅は、電気料金値上げと猛暑という
ダブルパンチの時代を乗り越え
命と健康を守るための最適な住まいです。
断熱住宅は今お住まいの住宅や中古住宅にも対応できます。
補助金が使える今こそ
断熱住宅へのリノベーションがベストなタイミングです。
熱中症対策に適した断熱住宅ってどんな家なのか
確認できるモデルハウスが諫早市福田町にあります。
防音性能も確かめられる、珍しい断熱モデルハウスです。
ご予約制となっております。
詳しくはお問い合わせください。
【ショールーム】
長崎県諫早市幸町49-46
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