コラム 高断熱・高耐震リノベーションのすすめ!新築を超える快適な住環境づくり
2024年11月15日更新
新築を超えるリノベーションの住まい
日本では、新築住宅の人気が根強く
清潔さを重視する日本人の気質からも
「新しいもの」を選ぶ傾向が見られます。
欧米に多い「手をかけて住み継ぐ」文化とは異なり
日本では長年新築志向が強かったのです。
しかし、近年では、家電量販店やホームセンターなど
異業種からの参入が増えていることからも
リノベーション市場の拡大と需要が見込まれています。
また、ストック住宅、いわゆる空き家の数が増え続けており
幅広いリノベーションが可能な家が増えていることなど
リノベーション市場が活発化しています。
リノベーションの内容も多様化しており
古くなった設備の修繕をするリフォームから
間取りを見直したり、キッチンやバスルームといった
水回りの設備を一新する大規模な改修することで
新築同様の新しさを感じ、設備のグレードによっては
新築分譲住宅よりも豪華な設備を手にすることが出来るとあって
リノベーションがより多くの人に選ばれるようになっています。
さらに、コストを抑えつつ早く入居できることから
スピーディに住まいを手に入れたい方や
希望するエリアでの新築購入が難しい方にとって
リノベーションは魅力的な選択肢となっています。
こうした背景から、リノベーションは
単なる古い住宅の修繕にとどまらず
新たなライフスタイルを実現する手段として
広く注目されています。
リノベーションの人気が高まっている背景には
住まいに対する価値観の多様化が挙げられます。
近年では、従来の一般的な間取りや内装のデザインよりも
住む人の個性やライフスタイルを重視した住まいが
支持されるようになってきました。
和室を日常的に利用する暮らしも減ってきていることや
共働き世帯の増加や、スマホ時代によるテレビ視聴時間の減少や
コロナを経験し、ライフスタイルや価値観の変化や
考え方や暮らしの多様性が急速に広がっていることが
理由の一つであると考えられています。
また、リノベーションは新築や建て替えに比べ
費用を抑えられるケースが多く、既存の構造を利用することで
工事の工程が少なくなり、その分、材料費や
人件費を削減することが可能です。
特に、新築物件が高額で手が届きにくいエリアでは
中古物件を購入してリノベーションすることで
理想の住まいを予算内で実現できる可能性が広がります。
さらに、日本では少子高齢化と人口減少により
空き家が急増している現状があり
これからは新たに住宅を建てるだけでなく質の高い中古住宅を
有効に活用する取り組みが求められています。
こうした社会のニーズに合致したリノベーションは
経済的かつ自分らしい暮らしを叶える手段として
多くの人に選ばれています。
リノベーションにはコストを抑えながらも
理想の住まいを実現できるという大きな魅力がありますが
住まいの快適性や安心感を高めるためには
断熱性や耐震性の強化も重要なポイントです。
リノベーションで断熱性と耐震性を確保するためには
建物の特性に応じた工夫が必要です。
築年数が経過した住宅の場合、既存の断熱材の状態を確認し
劣化している場合には新しい断熱材に交換する
または外張り断熱などの方法で
さらに外側に断熱材を追加することで強化します。
断熱材の技術は年々向上しており
最新の断熱材を用いることで
大幅に住まいの快適性を高めることが可能です。
地震が数多く発生する日本において耐震性の向上もまた
快適で安全な住まいには欠かせないポイントです。
九州の中でも長崎県は地震が少ない地域と言えますが
諫早市や島原半島エリアには雲仙断層群があり
南海トラフの影響も想定されており
特に住宅の被害に直結する地震への対策は
命と暮らしと財産を守る優先度の高い項目と言えます。
築年数が長い住宅では耐震基準が異なることや
断熱性能が低く、壁面内部の結露によって
カビが発生していたり、腐食やシロアリの被害によって
柱や梁がボロボロになっているケースもあります。
特に大規模リノベーションの際には
耐震補強を検討することが重要です。
例えば、構造の要となる柱や梁の専用の金物補強や
耐震壁の設置といった対応が一般的です。
屋根の老朽化や瓦の劣化も耐震に関わりますので
必要に応じて屋根の葺き替えも行います。
また築年数が経過した住宅は
基礎が土で構成されている場合もあるので
土台となる重要な部分の工事も必要となってきます。
建物全体の構造的な安定性を向上させることで
災害に強い安心の住まいへと変わります。
窓や玄関ドアは最新のものに交換、位置も重要
窓や玄関ドアの性能や役割は昔と現在で大きく異なります。
現行の窓やドアは断熱性が高く省エネ性能の高さが売りです。
また、窓の大きさや取り付ける位置も
住まい全体の通気性や日射取得に影響するため
計画的なリノベーションを行う際に見直すことが可能です。
防音や防犯対策にも優れており、現在の窓と設置位置もサイズも
変更できるため、大きく暮らしを変えることができることから
リノベーションの中でも大きく効果が変わるのが窓と言えます。
加えて、耐震性を考慮すると、窓の配置にも工夫が必要です。
窓を適切な位置に設けることで耐震性と
省エネ性能を両立させた住まいを実現可能です。
新築よりもリノベは補助金制度が豊富
最大で260万円の手厚い省エネ補助金が昨年よりスタートし
それに合わせ、性能の高い住宅設備が登場しています。
補助金が活用できる住宅設備は
冷房や暖房などの光熱費を抑えることができる性能だけでなく
共働き世帯が増え、子育ての時間を確保できる
家事の効率化を実現する住宅設備を対象としています。
例えばしつこい油汚れで掃除に手間がかかるレンジフードが
お手入れが簡単で、掃除もしやすいタイプであれば
年間を通しても、掃除の時間を減らすことに繋がります。
食事後の食器洗いの時間も、食洗器の導入で
かなりの時間を確保できることに繋がります。
電気料金の安い、夜間に洗濯物を干している
ご家庭も多いと思いますが、浴室乾燥機にも
補助金が活用できることはあまり知られていません。
さらに意外な所では宅配ボックスも補助対象です。
コロナを経験し、ネット通販が日常的になったことで
再配達にかかる時間的コストを考えると
再配達依頼をする時間や、荷物の受取時間まで待つ時間に
再配達依頼や受け取り待ちに費やす時間を節約するため
自宅に宅配ボックスを設置する人が増えています。
留守中でも安心して荷物を受け取れるだけでなく
再配達の依頼が減ることで配送業者の負担軽減にもつながり
利便性とエコの両面でメリットがあると言えるでしょう。
【ショールーム】
長崎県諫早市幸町49-46
<リノベーションブログ一覧>
▼画像をクリック▼
▼画像をクリック▼
▼画像をクリック▼
▼画像をクリック▼
▼画像をクリック▼
▼画像をクリック▼
67年前の諫早豪雨を振り返る:災害に強い家づくりの提案
▼画像をクリック▼
高断熱・高気密で健康生活!アレルギーと喘息を防ぐ住まいの秘密
▼画像をクリック▼
▼画像をクリック▼
成長する諫早市で見つける理想の住まい!中古住宅リノベーションのすすめ
▼画像をクリック▼
九電電気料金、6月から最大43.8%値上げ!政府補助金廃止と再エネ賦課金引き上げがダブルパンチ