リノベーション~現場ブログ~会社ブログ 現場調査の目的
2018年12月18日更新
こんにちは
星のリノベーション設計担当の飯盛です。
リノベーションを考えている方にとって避けては通れない現場調査ですが、
ゆっくりと寛ぐプライベート部分を見られるという事に抵抗感がある方や
調査の内容がわからないため不安だと思う方など現場調査に数多くの疑問や不安を持った方がいらっしゃる事と思います。
本日は、そんな現場調査について詳しく紹介していこうと思います。
●何故、現場調査を行うのか
現場調査とは、全ての蛇口が閉まっているのに水の音が聞こえる、床がベコベコとして違和感がある等、住んでいて不安のある部分を解消する為に原因がどこからくるものなのか、他に目に見えず潜んでいる問題がないのかなどプロの目線で住宅の健康診断を行う事を言います。
●調査する場所
お客様のお住まいに対する不安内容によって変わってきますが
お住まいの調査する場所の基本として
家全体の寸法、屋根裏点検、床下点検、屋根点検、外壁点検になります。
具体的な点検内容として
家全体の寸法
→お住まいの平面図を元に柱・床・壁の傾きや柱の配置場所確認。
屋根裏点検
→断熱材の有無と施工状態、柱と梁の状態、金物の施工状態、雨漏りの跡の確認。
床下点検口
→シロアリ.・蟻道・結露や腐朽・カビの有無、水道管の水道漏れ確認。
屋根点検
→棟のズレ・棟番線のズレ・谷の穴・瓦の状態確認。
外壁点検
→劣化・損傷・ひび割れ状況の確認。
目視と現場調査用の機械を使用しながら現場調査のプロがお住まいの状態を把握していきます。
●現場調査の器具種類
レーザー距離計
・平面図を作成するにあたり寸法や距離を計測する機械です。
レーザー水準器
・床.壁.柱の傾きを計測する機械です。
打診棒
・壁仕上げの剥離等を調べる機械です。
ヘルメット
・床下や屋根裏の調査で頭を守ります。
●お住まい状況を把握する大切さ
現在、例年にない大規模の地震や台風といった災害は増えており、日本全体の災害被害は増加の傾向にあります。
2018年 日本の災害
・1-2月 豪雪(西日本で32年ぶりの寒さ)
・4月 島根県西部地震(震度5強)
・6月 大阪北部地震(震度6弱)
・7月 豪雨(平成最悪の水害)
・8月 猛暑(歴代最高気温を更新)
・9月 台風(平成最強レベル)
北海道で地震(震度6強)
地域関係なくいつ来てもおかしくない災害は、長崎も例外ではありません。
今後、リノベーションを考えていなくても長年住まわれた住宅の健康状態がどうなっているのかをしっかり把握する事も大切なのではないでしょうか。
告知になります。
星のリノベーションでは、
現場調査を無料で行っております。
住んでいて気になる事、不安に思う事などありましたら是非ご連絡ください。