とある日
2019年10月10日更新
こんにちわ!
長崎市・諫早市・大村市・その他地域で全面リフォーム&リノベーション(増築・減築・二世帯対応してます)を手掛けております。
星野建設の営業の福田です。
朝と昼と夜で温度差が激しい日々がつづいておりますね!!
本日は最近の出来事をお話ししてみますね。
とある日
ちょっとした用事で福田町のモデルハウスに昼間に向かった。
「あちーなーーーー」
北欧風で仕立てた白い壁は日光を反射させ瞼を襲う。
ため息まじりに玄関を開けるとハッとした。今度は頭のてっぺんからつま先まで冷や汗が流れる。
「エアコンつけっぱなしだったかも・・・」
玄関を開けたからなのか室内は心地よく涼しい。
まずは2階に駆け上がり奥の商談部屋へかけこんだ。
急ぎ過ぎたのかスリッパなんてものはもちろんはいていない。
無造作に置かれたリモコンの液晶は黒い画面のまま。
「一階かぁ」
少し汗ばんだ靴下は階段を滑らず下ることぐらいお手のものだ。
和紙風のブラインドからこぼれる淡い光を放つ和室を抜け、
落ち着くまもなく天井エアコンが取り付けてあるリビングへ向かう。
バリアフリーの床は焦らせるものを目的地まで滑るように運んでくれるもんだ。
「今はそんな喜びに浸っている場合ではないっ」
整理されたリビングデスクの棚の上にあるリモコンをとった。
今度は驚きを隠せない。
昼下がりに昼寝する猫のようにエアコンは動いていなかった。
オシャレに配置された時計の針は15時を指す。
テレビ前に置かれたクラッシュゲート※1のソファーが優しく腰と背中を包む。
両ひざの上に両肘、両手は指一つ一つは交差し、願うように思いにふける。
静かな時間だけが過ぎていく。
「えらい静かだな」
福田町のモデルハウス廻りは昼下がりでも車は何台も交差し、こんなに静かなはずではない。
「リクシルのサーモスⅡーH(※2) の遮音性すご・・・・」
と、次の瞬間私はソファーから飛び上がったと同時に安堵感と緩んだほほが口角を上げさせた。
「断熱の効果」
断熱にこだわった家だから外の気温に左右されずにこの室内温度なのか。まるでエアコンつけているかのように。
あまりにも外と温度差があったため私は不意を突かれたようだ。
耐震や収納。床、壁、天井、窓すべてに断熱に力をいれたモデルハウスが出来てもうすぐ一年がたとうとしている。
さんざんお客様に断熱の大切さをお伝えしてきたつもりだった私は、まだまだお客様にこの感動をお伝えできるはずだと強く感じた。
すかっとしたからか、脳みそは食欲の回線をつないだようだ。
通し柱と違和感なく繋がったリクシルのキッチン、アレスタの横を通り、奥様方に人気の収納下手を隠せる魔法のような間仕切り※3 を開け、
来場されたお子様にお渡しするホームパイの袋を縦にこじ開け、いっきに喉に押し込んだ。
「さっ、事務所もどるか」
と気分がのった声は室内に響いた。
照明スイッチをリズムよくすべて押すと心地よい暖かい明かりにつつまれた。
それもそのはず。大切なモデルハウスの床をスリッパなしで上がりこんだ者が照明をつけ忘れるのは当然だ。
「あーもぉ」と、順にもう一度、リズミカルに電気を消し大容量の収納が並ぶ廊下を通り、広々とした玄関へ向かった。
外にでるとまだ強い西日だ。先日除草した状況も気になり念のために外溝まわりを一周する。
「何かうるさい・・・」
室外機だ。
もう一度玄関にもどり、リビングへ。
やっぱりエアコンは昼寝から目覚めたみたいにガンガンだった。
さっきついているか確かめたときに押してしまってたみたいだ。
危ういところだった。変な顔で笑う。
やっとのことで玄関を施錠し、モデルハウスを後にした。
「あっ!」
本末転倒になるところだった。
今日モデルハウスにきた本来の用事を思い出した。
完
というただわが社のモデルハウスを自慢しただけでしたー。
是非皆様お待ちしておりまっす!!
※1 CRASH GATE 新築のイロハイエでオプションとして選ぶことができる大手家具ブランド 福田モデルハウスの家具をオールプロデュース。
※2 サーモスⅡーH リクシルの高性能樹脂窓 外観色と内観色を自由に組合せ可能。遮音性にもすぐれている。
※3 南海プライウッドのオドア2 暮らしの空間に光と風がゆき渡るオーダーメイドスライドドア。
そして、10月の26日27日はスーパーなイベントいたします。