コラム メリットが多いリノベーション!新築よりも大きな補助金が出ています
2024年02月17日更新
新築かリノベーションかはずっと議論されているテーマです。
しかし、現在のトレンドはリノベーションに分があります。
手厚い補助金でお得になるだけでなく
リノベーションのメリットを今回は解説します。
政府は、2050年までに
カーボンニュートラルを達成するという目標を掲げています。
カーボンニュートラルとは二酸化炭素をはじめとする
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ
実質的な排出量をゼロにすることを目指す概念です。
地球温暖化対策として、世界各国が取り組んでいます。
その実現には、二酸化炭素排出量を
大幅に削減する必要があります。
住宅部門は、日本の二酸化炭素排出量の
約3割を占めており、住まいの省エネ化は
重要な取り組みの一つです。
しかし、新築で省エネ住宅を建てるには
高額な費用や時間がかかるだけでなく
建設工事自体が二酸化炭素を排出する原因となります。
また、日本の新築住宅の寿命は平均30年程度と言われており
その後は解体されるか空き家となる可能性が高く
資源の無駄や環境負荷の増加につながります。
そこで、注目されているのがリノベーションです。
リノベーションでは、新築よりも費用や時間がかからず
建物の構造や間取りを変えずに
断熱性能や省エネ設備を導入することで
省エネ住宅にすることができます。
また、既存の住宅を活用することで
資源の節約や廃棄物の削減にも貢献します。
リノベーションで省エネ住宅にするメリット
1. 地球温暖化対策
リノベーションで省エネ住宅にすることで
二酸化炭素排出量を削減することができます。
特に窓や給湯器などの高性能な設備を導入することで
エネルギー消費量を大幅に減らすことが可能です。
例えば、窓を高断熱・高気密な窓に交換するだけで
冬は暖房効果が約2倍、夏は冷房効果が約1.5倍になります。
また、給湯器を高効率な給湯器に交換することで
2. エネルギー安全保障
近年、エネルギー価格の高騰や
資源価格の不安定化が問題となっています。
リノベーションで省エネ住宅にすることで
光熱費を削減することができます。
また、自然エネルギーを利用する設備を導入することで
エネルギーの自給自足率を高めることもできます。
例えば、太陽光発電や家庭用燃料電池などの設備を導入することで
電力の自家消費や売電ができます。
給湯エネルギー消費量を約4割削減することができます。
3. 『暮らしの質』向上
自宅が省エネ住宅になることで
快適な室内環境や健康的な暮らしを実現することができます。
高断熱・高気密な窓や壁などを導入することで
冬は暖かく、夏は涼しく、一年中快適に過ごすことができます。
また、結露やカビの発生を防ぎ
空気の清浄化や湿度調整などの機能を持つ設備を導入することで
室内の空気質を改善し、健康に良い暮らしを送ることができます。
最近では「寒暖差アレルギー」と言われる症状も
耳にするようになりました。
気温差が7℃以上になると自律神経に影響を及ぼし
体調不良やアレルギー症状に似た事例が報告されています。
断熱化された住宅は室内毎での気温差を無くし
室温が一定で過ごしやすい環境を保てます。
4. 資産価値の向上
リノベーションで省エネ住宅にすることで
住宅の資産価値を向上させることができます。
省エネ住宅は、将来的に需要が高まると予想されており
売却時や賃貸時に有利になります。また、省エネ住宅は
長期優良住宅やZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)などの
認定制度にも対応しており、税制優遇や金融支援などの
メリットも受けることができます。
【政府が推進する住宅省エネ2024キャンペーン】
政府は、住宅の省エネ化を促進するために
住宅省エネ2024キャンペーンという補助事業を
2023年度から開始しました。
このキャンペーンでは
窓や給湯器などの高性能な設備を導入したり
省エネ改修を行ったりする場合に補助金が支給されます。
特に子育て世帯や若者夫婦世帯は
新築やリフォーム費用を大きく軽減できるチャンスです。
子育て世帯や若者夫婦世帯には
さらにお得な補助金となります。
注目すべき点は、新築では先進的窓リノベが利用できないことです。
▶新築よりもリノベーションがおすすめな理由
①費用を抑えられる
新築住宅の平均価格は約3,000万円程ですが
リノベーションであれば半額以下で理想の住まいを実現できます。
また、新築住宅の場合更に土地代が追加されるケースもあります。
②環境に優しい
既存の建物を活かすリノベーションは
建築廃材を減らし、環境負荷を軽減できます。
③自由度の高い設計
間取りや設備を自由にプランニングできるので
自分たちのライフスタイルに
ぴったり合った住まいを作ることができます。
④立地条件の良い物件を選べる
新築住宅の立地は郊外のことが多いですが
リノベーションであれば駅近など
利便性の高いエリアの物件を選ぶことができます。
新興住宅地になると、近くにあると嬉しい公共施設や
商業施設、学校などが離れているケースがあります。
⑤住みながら工事ができる
一部のリノベーションであれば
住みながら工事ができるので
仮住まいの必要がありません。
⑥予算に合わせ丁度良い環境ができる
リノベーションは予算に合わせて
工事範囲や工事内容が選べます。
フルリノベーションや部分リノベーションと言う選択肢があり
一階部分だけ、リビングだけ、など
効率的で効果的な方法があります。
まだまだ活かすことができる住宅設備や資材もあり
今の時代に合ったサステナブルな選択と言えます。
住宅省エネ2024キャンペーンを活用すれば
さらにお得にリノベーションが可能です。
子育てエコホーム支援事業や
先進的窓リノベ2024事業などの補助金を利用すれば
リノベーション費用を大幅に軽減できます。
また、今回の補助金の最大のメリットは
複数の補助金を併用できる点です。
|今使える補助事業
【子育てエコホーム支援事業】
子育て世帯・若者夫婦世帯が
自ら居住することを目的に
所有者となる新築住宅または
住宅のリフォームに最大60万円の補助金
子育て世帯ではない世帯でも
最大で30万円の補助金となります。
【先進的窓リノベ2024事業】
既存住宅の窓を高性能な窓に交換する
工事に対して最大200万円/戸の補助金がもらえます。
新築では活用できない補助金なので
リノベーションを行う大きなメリットになります。
【給湯省エネ2024事業】
既存住宅の給湯器を
高効率給湯器に交換する工事に補助金が出ます。
補助額は定額(下記は主な補助額)となっています。
(a)ヒートポンプ給湯機:10万円/台
(b)ハイブリッド給湯機:13万円/台
(c)家庭用燃料電池:20万円/台
星のリノベーションでは
補助金を活用したリノベーション現場を多く手がけています。
断熱性能の向上は補助金でお得になるだけでなく
皆様の快適な暮らしをもたらしくれます。
また、住宅自体の保全にも繋がりメンテナンス費用を抑えます。
結露やカビやダニ、シロアリの発生を防ぐには
断熱性能をしっかりと高めることが重要です。
効率的に断熱性能の上げ方や、住まいの診断など
幅広く対応できる星のリノベーションにお任せください。
断熱性能を上げたリノベーション物件を実際に体感できます。
お気軽にお問い合わせください。
断熱・耐震体感モデルハウス
【ショールーム】
長崎県諫早市幸町49-46
<リノベーションブログ一覧>
▼画像をクリック▼